先日、読まれやすいタイトルをつける3つのコツをお届けしました。
中でも数字を入れることで、文章が「抽象的から具体的になる」というお話をしましたが、今日はタイトルに数字を入れるべき理由とその効果について、詳しくみていきたいと思います。
記憶に残る数字はこれ
例えば3という数字と8という数字、奇数偶数だけでなく数字そのものによっても違った印象を受けます。
みなさんはマジックナンバー(魔法の数字)という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
マジックナンバーとは、人間が一度に記憶できる限界数として心理学、マーケティングの世界で広く知られています。
アメリカの心理学者ジョージ・ミラーが1956年に発表した「7」(±2)という論文によって提唱され、「5〜9」の数字が、人間の記憶に留まりやすいとされていました。
(例)
・早起きを習慣化する7つのコツ
・ダイエットがうまくいかない5つの理由
・お金持ち体質になるための7つの習慣
・5分でできるアイデアおもてなしレシピ
など。
説得力が増すマジックナンバー「3」
最近では、マジックナンバーは「3」とされており、この数字には説得力があると言われています。
また、かの有名なスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンでは、2007年のiphoneのプレゼンに代表されるように「要点は、必ず3つあった」といわれています。
また世界3大料理・世界3大夜景・世界三大テノール、石の上にも3年、3日坊主、一日3食などなど、3という数字は身近にあり有名な言葉ではよく使われていますよね。
ですからジョブズ氏のプレゼンで多用されていた「3」という数字は、偶然ではなく「3の法則」に基づく計算されたものであったのです。
(例)
・売り上げUPに効果的な3つの施策
・英語が苦手な人でもたった3ヶ月でペラペラになる必勝法
・社内での人間関係を円満にする3つの秘訣
・3日でできるWEBデザイン習得ノウハウ
などなど。
3という数字を入れることで、より具体的になり、タイトルを読んだだけで、これくらいなら自分にもできそうかなと身近に感じられたのではないでしょうか。
まとめ
3という数字は人間の記憶に残りやすく、また説得力のある数字です。ですが、ただやみくもに3を使えばいいということではありません。必要に応じて、3という数字を入れることで、あなたのコンテンツがより具体的かつ読み手に受け取りやすくなるため、意識してみてはいかがでしょう。
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